小さな命

2008年5月18日
我が家のかわいいハムスターつくし、我が家にきてもう2年4ヶ月になった。ジャンガリアンハムスターの寿命って2〜3年と言われているけど、我が家にきたハムスターは今まで長生きした子で2年だった。そんな中、2年を過ぎても元気だったつくし。名前をつける時に長生きするようにって「花より男子」の主人公のまきのつくしからつけた。

つくしは白いハムスター。最初の出会いは新宿のデパート。前の子が亡くなってから寂しがる親のために新しい子を迎えに行ったのはもう2年前なんだな。そのとき、女の子をつれてこようと思ったらもう大きな子しかいなくて、まだ幼いオスのハムスターの2匹の中でも小さい方を選んだ。

つくしは我が家にきたハムスターの中でも一二を争うくらいの美ハムだった。目が大きくてフワフワしていて、年をとっても毛づやのいいハムスターだった。彼はおかんには噛んだらしいけど、私には1回も噛まなかったいい子だった。

そしてこの3ヶ月くらい、目の調子がわるかったつくし。どうも伸びた爪で目をこすったせいか目が傷ついてしまい、左目が開かなくなったりしていた。でも大好きなみかんを食べたら治っていたので、みかんを食べれば治るのねとか思っていたけど。

ここ数週間で左目があかなくなってきたつくし。それでもしばらくすれば小さいながらも目があいていたのに、この数日は左目がもうつぶれてしまっていた。

そんな状態でも外に出たがったり、みかんを食べたりしていたつくし。そしてとうとう今日はもう声をかけても夢うつつといった状態になった。

逝こうとしている

外出していたけど、一日つくしが気になった。携帯の待ちうけはつくしの写真だったし、こんなにプクプクしていたのにやせこけたねえ、つくし。

そして夜、もう虫の息というのはこういうことかと思うくらいにつらそうで。もう大好きなみかんも食べようとしない。もうどうしてあげられようもなく、ただただ見守るだけだった。

そして夜、小さな命が旅立った。つくしは静かに逝った。つらそうなつくしを見ていて、おかんに連れて行ってあげてくれとお願いしたからかな。つくしの顔は安らかだったように思う。

そしておとんと一緒にひっそりと御通夜を。あんなことがあったね、こんなことがあったねと思い出話をしながら2人で涙しあった。ハムスターが死んで目がはれるほど泣いたのは何年ぶりだろう。まだ泣けるだけの涙が私には残っていたのだなあ。

つくし、2年4ヶ月、我が家に幸せをありがとう。つくし、大好きだったよ。またいつか会おうね。

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