母の日

今日は母の日だった。去年の母の日はいつものようにカーネーション買って、寿司をみんなで食べたっけな。

もうおかんはいない。昔ジャポニカの学習帳だかで豆知識として書いてあった内容で、おかんのいる子は赤いカーネーション、おかんのいない子は白いカーネーションだという記載があったことを記憶している。

何それ

って今なら思うけど、子ども心におかんのいない子は白いカーネーション買うんだなあとか思ったっけ。

そして今年の私はおかんがいないから白いカーネーションを買うの？

逆に白いカーネーションってあまりみないなあ。赤いカーネーションを買う気にはならなかった私が数週間前に買ったカーネーションは紫だったっけ。

そして今日買ったのは白とピンクの2色のカーネーション。おかんの分だけではなくておばーちゃんの分も買った。

今日は恒例の足つぼだったけど、担当のおねーさんが仲良しだったんだけど、りんさんはお母さんに何かするんですかって言うから何も、とか言った後、花は買うかなと言ってみた。どうしても母が亡くなったっていえなくて。その担当さんはうちのおかんが入院していたのを覚えていたみたいで、「退院されたんですか」って。

いや、亡くなったんですよ

そう言いながら、それを聞いた彼女の心の負担を申し訳なく思いつつ。でも自分から「母は亡くなったんですよ」とかってあまり言えないよねえ。

母が元気だった頃はよく一緒に買い物とかいったっけ。もう一緒に買い物に行ってくれる人もいないから1人で買い物行ってるよ、母さん。喧嘩たくさんしたし、相性が悪いとお互いに思っていたけど、でも亡くなった直後より今の方が寂しいよ。