母の告別式

2008年2月4日
今日は母の告別式。昨日の雪のこともあったけど、ちょっと早めに家を出て。

早く着きすぎてどうしようかと思っていたら、なんだかんだと打ち合わせとかしていたら時間も過ぎて。

告別式では昨日と同じ席に座り、ちょっと眠くて意識が遠のくこともありながら焼香等をすませ、親戚以外の一般の弔問客を昨日と同様に見ていた。

上司来てる。ああ、部下も来てる。あれ?先輩(♀)?

そう、その先輩は私が本社に来た時からずっと世話になっていた2つ上の先輩で。昨日の通夜も来ていたけど、今日も来てくれている。

そしてありがたいと思う気持ちやらもあったけど、目をつぶると思い出される母の生前の姿。次から次へと涙が襲ってきて。喪服と一緒に買った黒いハンカチが大活躍で。

そしてお坊さんの読経が済んで、母の棺に花を入れる準備をしているときに先輩が私の肩をとんとんとたたいた。

つらかったね。大丈夫?

そういいながら先輩も涙ぐんでいて。ついつい私もうわーっと泣いてしまった。きっと気が緩んだんだろうな。

待っている間に父に上司を紹介して。直の上司が「いつもりんさんにはよくやってもらってます」とか言っているのを聞いて「うそつけ、こら#」とか思いながらもこらえ。

そして母の棺に花やら思い出の品やらを入れ込む時間がきて。母がリハビリ中に作った作品やら母宛に来た手紙やらを入れて。そして父の挨拶。脳腫瘍の手術後の2年半がなければ幸せな人生だったと思うと涙ながらに話をした父。私はもう涙をこらえられなかった。

そして焼き場に歩いていって。坊さんがお経を唱えながら母の棺が焼き場に入っていって。ああ、お母さんの今生の形がもうなくなるのだなあ。

それから1時間近くお菓子をつまみながら待つ。坊さんの前に座ってしまい、適度に何かお相手をしなければと思っていたら父は自分の元上司のところに行っちゃうし。ったく#それから坊さんとの話の接点を探りつつ、「ああ、そうなんですか〜、えええ〜そうなんですね〜」とか言ってみたり。最後はバレンタインのお返しの話を相談されて終わった、なんじゃそりゃ。

そして焼きあがった母の骨を拾いに行った。焼きあがった骨を事務的にほうきみたいなものでちりとりに集めてそれを拾わされて。前に伯父の骨を拾ったときは骨をみんなでバケツリレーみたいにやった記憶があったけど、今回は2人1組でつぼに入れてくださいみたいな。えええ?とか思いつつ、最後に母の頭蓋骨を見たらちょっと色がついていて。これって病気のせいだったのかなあとか思いつつ。

そして初七日と四十九日の前倒し法要をしてもらって。それから精進落としの振る舞いがあって。私は普通にご飯を食べようと思ったら父が皆さんのところをまわると言うから逆周りで私もまわって。知らない人もいる中で適度に愛想を振りまきつつ、父がもう回り終えてご飯を食べてるのになぜか酔っ払いおやじにつかまってご飯を食べられない私がいて。くうう、と思っていたら助け舟を出してくれた父の元上司。さすが。それからえらい勢いでかっ込んで。

すべて終わってから母を連れて帰るにあたってタクシー2台で帰ることに。昨日と同じように北海道からきている親戚は私が、そして父の弟夫婦は父の方で対応して。で、私の方が先に車に乗ったのだけど運転手がちょっとおかしい人で。気がふれてるようなことも言っていたから適度に愛想をふりまきつつ、でも高速で50キロってどうよとかも思いつつ、でも混んでることもなく後ろからせっつかれることもなく。後から聞いた話ではこれって仏様の導きがあるからとかいうことらしいけど。

そして家に着いたらもう後発の父の方が先についていた。どこで抜かされたのやら。

そしてお茶やらご飯やらに気をつかって。そして夜には今までお互いに人見知りをしていた父の兄の嫁や父の姉・兄と話もできるようになり。まあ、よっぱらっちゃえばこっちのもんだからねえ。

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