転がり続ける石

ひょんなことからローリングストーンズのチケットを入手した。ローリングストーンズといえばまだ私が中学生の頃に来日した時にチケットを入手できなかったほどの奴ら。チケットを入手出来なかった20年ごしの恨み（？）もあって「行ってやるか」くらいの気持ちで職場の友達と乗り込んでいった。

もともと20年前も母が行きたがってチケットを取ろうとしていたくらいで、私はローリングストーンズの曲何て知らなかった。だから雨降りだし、片道1時間もかかるような会場に行くのもだるかった。そして時間を過ぎても始まらず、誰か出てきたと思ったら前座だったりでますますやるきがなかった。あのベロのマークもちょっとひきぎみ。Tシャツが4千円って何？？？

でも彼らが出てきた途端・・・私は自然に立ち上がっていた。席は遠からず近からず、でもミックの動きはすごくよく見えた。還暦くらいの年なのに何てパワフルな彼ら。もう私のハートは彼らに釘付けだった。

1曲も彼らの曲を知らなかったのに手拍子をとったりリズムをとったり、飽きることのない2時間だった。すげーオヤジ集団だった。

久しぶりのコンサートは本当に楽しかった。世界で活躍するだけあってローリングストーンズってやっぱりすごい。

最近枯れていた私の中に入ってきた彼ら。私を夢中にさせる何かが目覚めた！ミック、さんきゅー！

後日、早速ローリングストーンズのCDを飼ったのは言うまでもない・・・