医者の責任

2005年8月16日
今日は母の現状について医者から説明があるというので時間休をとって病院へ。

医者は横柄な態度で言った。

お母さんの左の麻痺についてはリハビリをしたけどもうこれ以上よくなることはないだろう。だから退院後のことを考えてください。

は?

手術をする前:麻痺が出ることはまずないと言われた。
手術が終わった後:予測してなかった麻痺が出てきたが、リハビリによって元に戻る
本院から分院に移される時:分院の方がリハビリ専門だからそっちでリハビリしてもらったら治る。歩いて帰れるまでに快復を保証する

そういう説明を聞いていた家族としては、現状で帰されるというのは、普通に生活していた母を身体障害者にしてくれただけということなんですけど。

医者の説明を聞きながらどんどん腹が立ってきた。一押しされたら説明していた医者を怒鳴り散らしていたかもしれない。でも父が冷静に自分たちが聞いていた話と違うから驚いてますといったことを言っていた。

ああ、冷静だ。

私は何も言えなかった。医者だからって普通の人間を身体障害者にしていいのか?お金と時間さえあれば医療裁判にしてやるところだけど、残念ながら私にはお金もヒマもない。そして泣き寝入り?

父は冷静を装いながらも私以上に憤っていた。

でも

医者も人間。失敗がないとはいえない。

そういった偽善的なことを言いつつも、いつかあんたにも私らが感じた以上のことが起きるわ。その時に私たちの痛みを実感しなさい、という恨みがましいことも思っていた私。

家族としては今ある母を受け入れるしかない。障害者の認定を受け、介護保険の適用を受けられるよう準備をする必要がある。それはそれとして、今回手術からリハビリに至るまで母のことを担当した医者を私は絶対許さない。普通に生活していた母を身体障害者にしてしまった病院を告訴してやりたい。実名をここであげてやりたい。でもそんなことしても名誉毀損だので訴えられるのが関の山。だったら今回の事実をずっと私は忘れずにいよう。そして医者という立場にふんぞりかえっている彼らがいつか私たち家族が感じた以上の痛みを感じるまで・・・私は絶対今回のことを忘れない。今回、うまくごまかせたと思ったら大間違いよ。私はいつまでもあんたたちのことを見てるから。覚悟しておくことね。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索