プライド

今日は大きなセレモニーがあった。2ヶ月近くかかって準備したこともあって、終わった時には何だか気が抜けた気分。そしてもう1件の祝賀会もこなして職場に戻った。

職場に帰ってもアルコールが入っているから込み入った仕事はできない。メールを確認してから帰ろうと思っていたけど、若手と話をしていたりしていてうだうだしていた。そしてそこにエリート君が乱入。

以前からゴタゴタしていた仕事についてうだうだ言ってきた彼。どうして課の窓口という自覚をもって仕事ができないのかと思ったらアルコールも手伝ってだんだんイライラしてきた。

あーでもこーでもと一生懸命話をしていたら「りんさんは固いと思います」というエリート君。

はあ？固い？

あんたにそんなこと言われる筋合いではない。きちんとした仕事もできないくせに私の仕事の仕方にとやかく言って欲しくない。「私は責任をもった仕事をしたいから、いい加減なことはできません」そういった私の言葉は彼には通じていなかった。

彼が帰った後、私は腹が立って仕事にならず早々に帰ってきた。最近は他の部署からまわってくる仕事を窓口としてきちんと責任をもってこなせる人が減ってきた。私が窓口仕事をしていた頃は喧嘩をしてでも自分の部署の被害が少なくなるよう頑張ったものだけど。そりゃー敵も増えたけど、それが私のこだわりでもありプライドでもあった。そんなこともできずに出世していくエリート組。いずれ私の上司になってくるかもしれないけど、それでも私はひるまずに闘っていく。だって納得のいかない仕事なんかしたくないもの。

彼はもうすぐ異動になることが決まっている。早く行ってしまえ。2年ちょっと同じ課だったけど、本当に彼の仕事の仕方はきらいだった。どこかで挫折して反省してもらいたいものだけど、たぶんそんな機会はないんだろうな。