男と女の友情

2005年1月21日
前彼と昔のようにご飯を食べに行ったり飲みに行ったり、最近いい関係を築けてきていると思っていた今日このごろ。今日も前彼とご飯を食べに行った。

私は職場で軽く食べてしまっていたのでつまむ程度に食べられるところとして・・・寿司!お腹いっぱいだったはずなのにぶりトロのおいしさやらウニのおいしさやらで結構ぱくぱく食べてしまった。昔はトロって食べても何が美味しいのかわからなかったけど、今はトロ結構好きかも。中トロも美味しかったなー。

そしていつものように食後のお酒を飲みにバーへ。いつものバーに行ったら結構ヒマだったみたいで、仲良しのバーテンダーさんがつきっきりで話し込む。

それはいつもの風景なんだけど、何だか今日はイライラしていた私。私の存在を無視して話し込んでいたのがむかついた?うーん、それもあるんだけど、何だろう?

私と別れてから半年、彼は鬱病と闘っていたと私に言った。仕事や当時まだ婚姻関係にあった奥さんとの離婚のこと、亡くなったお子さんのこと、そして私との間のぎくしゃく。彼はそれに悩んで鬱病になったと言っていたのだけど、その割には私とつきあっていた頃には行ったことのない店に行っていたこともバーテンダーとの会話の端々からうかがえる。

なんかあんまり苦しくなかったみたい。

彼が苦しんでいた方がよかった?うーん、どうだろう。でも彼が病気だったということを聞いてから、あまり突っぱねた態度をとらなくなってきたのは確か。私は心のどこかできっと彼への同情をもって自分自身勝ち誇っていたような気がする。私はあなたと別れてからもバリバリ仕事をしていたし、仲間だっている。きっとそんな風に、かわいそうな人への哀れみの手をさしのべていた気分だったのだろう。

こんなの友情っていわない。同情だ。

そして彼はおそらくまたヨリを戻したいという気分がどこかにあるはず。スキを見ては私の手を取ったり、腕を組んだり甘えてくる彼。こういう彼の態度にどうしようかと考えていたのも事実。

私なりの結論として、彼は鬱病ではなかったと思う。何かしら心の病気(自立神経失調症とか?)があったのかどうかはわからないけど、いつもの自分を正当化するための言い訳だと思う。

真偽を確かめようとは思わない。だって私たちはもうつきあっていないのだから。

少し彼と距離を置こう。不自然でないように少しずつ。そして私自身も抱いていた彼への居心地のよさを振り切ろう。私たちに友情は芽生えない。

そしてもうこのバーにも来ない。ここはやはり私の居場所ではなかった。最後の変なしこりが取れた気分。何だか一緒にいるのもいらついて今日はあまりアルコールは飲まずに水ばかり飲んでいた。タクシーで帰りたそうな彼に電車で帰ると言って別れた。

家に帰って飲み直した。自分の気持ちが恋愛感情ではないとはっきりしてはいるものの、やはり不自然なこの関係が変にこじれる前でよかった。私は私を取り戻そう。

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