痛々しい

2004年11月26日
久しぶりに職場の人間と飲んで、いい気持ちで家に向かう帰り道、メールが届いた。誰からのメールか名前が出ない番号表示。前彼からのメールだった。

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こんばんは
ベランダでタバコを吸いながら空を見上げたら月が煌々と輝いていました。月明かりで影が出来ていました。蒼い光の中に映る透き通るようなその影は自分のものではないような不思議な感じでした。
強くてもこの時期には珍しい少し生暖かい風と雲ひとつない夜空から降り注ぐ月光が心の澱みを幾分か浄化してくれたようです。
この時期の夜は澄んでいて良いものですね。
ごめんなさい。
おやすみのところ変なメールごめんなさい。
今年は暖冬だそうです。
今度、食事に行ってくれませんか?

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りん返信メール

そう、良かったね。
私の前に座っているおやじが元気がないと心配してたよ。
来週はやっと取れた夏休みでいないので再来週以降でよければご飯いきますか。なんなら先輩(♀)誘ってもいいしね。仕事は慣れましたか。あまり無理しないようにね。

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前彼返信メール

じゃあ再来週美味しいもの食べに行きましょう。お願いします。
仕事は・・・まぁぼちぼちでしょうか。下にいいように使われているような気もするけど・・・
彼女は前任とうまが合っていたみたい。
今日、明日とちょっとしたイベントです。幹部にボロクソ言われながら何とか実施までこぎつけました。
140人程度のイベントだから華々しくはないんだけどね。
10月のイベントお疲れ様でした。ゆっくり休んでください。どこか旅行でも行くのかな。

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彼の気持ちが晴れたらご飯に行きましょうと言ったのは私の方。でも実際に彼とご飯に一緒に行って私は普通に振る舞えるだろうか。普段、職場ですれ違う時ですら顔がこわばるのに。

しかし前から線の細い人だったけど、今はさらに痛々しい。ちなみにボロクソに言われたと彼が言っていた幹部は私が尊敬する幹部のこと。まあ、慣れるまではボロクソに言われている気がするのはわからなくもないけど、そこでなにくそって食いついていかなくてどうするって思ったり。

彼はまだ私に救いを求めているのだろうか。
私はもう彼を支えることはできない。
でも病気のこともあるけど彼をつっぱねることもできない。

彼への愛がなくなってしまったとはいえ、まだまだ平常心には遠い現状。私らしく彼に接することができる日はいつくるんだろう。

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